ラベンダーを剪定しなくちゃっと思っても
種類によって剪定する時期が違うのは知っていたでしょうか。
そこで、自分が今どの種類のラベンダーを育てているのか?
種類ごとに剪定をする時期が違うのでまとめてみましたよ。
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ラベンダーの種類から

・ デンタータ系
歯のような切れ込みが入った葉が特徴のラベンダー。
別名フリンジドラベンダーと言い、見た目がフリンジで薄紫色の花。
寒い地域で育てるのは難しいタイプですが
徐々に慣らしていくと、‐5度までならいけそうです。
花は年に2回咲き、4月下旬~6月、11月~12月に楽しめます。
・ プテロストエカス系
花がきれいなだけでなく、葉の形も個性的です。
寒い気温に弱いので鉢植えで育てた方が良いよう。
花は年に1回、6月~10月に咲くのが基本ですが
温度が高い場合は冬に咲くことも。
なので、運が良ければ1年に2回咲きます。
・ ストエカス系
花の先がうさぎの耳のようなユニークな形をしたラベンダー。
薬効があり、痛みを和らげたり、殺菌、虫よけなど効果の幅が広いタイプ。
花は年に1回、4月中旬~6月上旬に咲きます。
・ アングスティフォリア系
細い葉が特徴のラベンダー。
夏の暑い季節に弱いタイプで、寿命が3~5年と短めです。
香りが良いため香料用に栽培される種類が多いです。
花は年に1回、5月下旬~6月中旬に咲きます。
・ ラバンディン系
高温多湿の日本でも育てやすい。
病気に強く、成長が早く、見栄えが良いので観光地で見かけるタイプ。
花は年に1回、7月~9月上旬に咲きます。
ラベンダーの剪定方法
ラベンダーの剪定~秋にする方法~
・ デンタータ系
剪定の時期は、形が崩れ始める9月中旬~下旬。
全体の3分の1(先の部分)を切って3分の2を残します。
2年に1回のペースでおこなったら良いです。
秋に花芽が出て花が咲きそうな場合、そのまま咲かせてオッケーです。
・ プテロストエカス系
剪定の時期は、形が崩れ始める10月下旬。
デンタータ系と同じように
全体の3分の1(先の部分)を切って3分の2を残します。
秋に花芽が出て花が咲きそうな場合、そのまま咲かせても大丈夫です。
・ ストエカス系
剪定の時期は、形が崩れ始めたり枝が老化してくる11月上旬。
基本は、全体の2分の1を切ります。
ただし枯れた枝・細い枝は根元から切ってしまいます。
また、わき芽の上で切っておきます。
ラベンダーの剪定~冬にする方法~
・ アングスティフォリア系とラバンディン系
剪定の時期は、12月上旬(温かい地域)。2月中~下旬(寒い地域)。
全体の3分の2(先の部分)を切って3分の1を残します。
枯れた枝・細い枝は根元から切ってしまいます。
また、わき芽は気にせず切っても大丈夫です。
秋に花芽が出て花が咲きそうな場合、咲く前に早めに切り取ります。
花を咲かせてしまうと冬を乗り越えるために
必要なエネルギーが足りなくなって枯れるかもしれないので注意。
まとめ
ラベンダーといっても、香り・見た目・薬効などいろいろな種類があり
剪定方法も少しずつ違ってくるので調べていておもしろいなぁと思います。
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