南国、沖縄などで咲き乱れているイメージが強いハイビスカスですが、エアコンのお陰で本州でも育てることができるという。
今回は、ハイビスカスの育て方のうち鉢植えの剪定についてまとめました。年に3回春と夏と秋におこなうポイントを参考にどうぞ。
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ハイビスカスの育て方

春の場合
3~5月の間に剪定するのですが、2パターンに分けてまとめてあります。
・ 冬になる前に剪定したけれど伸びきっているときと
・ とくに剪定せず、そのまま伸びきっているときです。
冬になる前、剪定したけれど伸びきっているとき。
鉢植えで、しかもエアコンの効いた部屋で冬を越すと、枝の部分が伸びてしまうことがあります。
そこで、伸びきっている部分2分の1~3分の1ほど切ります。
冬になる前に、剪定しなかったとき。
2つの状態が考えられるのですが、まずは1つめから。
枝が伸びきっているだけでなく鉢の底から根が出ているとき、骨格となる太めの枝を残して細くて短い枝はつけ根からバッサリ切ります。
さらに骨格となる太めの枝も2分の1から3分の1くらいを目安に、外向きのわき芽の上を切ります。
次に鉢からはみ出した根を切ってしまいます。
そして、鉢から取り出し土を下3分の1ほど落とします。
その後、鉢に戻したら落とした分の土を新しく入れて水をたっぷり与えます。
続いて、2つめ。
ほとんど葉が落ちてしまった状態のとき、枯れてしまった枝や細い枝はつけ根からバッサリ切ります。
長すぎる枝も、2分の1~3分の1ほど節のところで切ります。
続いて根の部分なんですが、腐っている部分は切り取ります。根が絡まった状態であればほぐして鉢に戻します。
そして、水をたっぷり与えます。
夏の場合
8月の暑い時期に、枝が増えすぎ・伸びすぎの状態になったら切っておきます。
全体的にまんべんなく切るのではなく、細い枝や枯れそうな枝を中心に切っていきます。
秋の場合
10月、冬に入る前に強剪定をします。ここでは、全体をまんべんなく2分の1~3分の2ほどバッサリ切ります。
強剪定をすると花が咲きにくくなるので、花が咲かない冬の時期にすっきりとさせておきます。
ちなみに花が咲く時期は、春と秋です。
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