ゼラニウムの花が咲かない原因は、葉がしっかりあるのに花だけ咲かなかったり、蕾はあるのに咲かない…などいくつか考えられます。
その中でポイントになりそうなものを3つ考えてみました。
・ ゼラニウムの剪定方法
・ 植え替え方法と時期
・ 冬越えへの備え
上から順番に説明していきます。
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ゼラニウムの花が咲かない原因は?

ゼラニウムの剪定方法に原因がある。
メインの剪定は花が咲き終わった後の7月にしますが、状態によっては4月もするときがあります。順番に説明すると。
まず、メインの7月にする剪定方法から。
全体的に枝が伸びきっているので、上部3分の1を切りとってすっきりさせます。
4月にする剪定のパターン。
7月に剪定をしたけれど、不揃いに枝がにょきにょき出ていたら4月もします。
・ 新芽が出ている場合、1~2つ残して剪定。
・ 新芽がない場合、2~3つ葉を残して剪定します。
ゼラニウムの植え替えに原因がある。
1年以上植え替えていないのであれば、3月に剪定が終わったらしましょう。では一回り大きいものに変えます。
では方法を説明していくと、
1、 鉢からゼラニウムの株を抜く。
2、 根と土が絡まっているのでほぐす。
3、 古い土を落としたら、根の下3分の1をハサミで切る。
4、 一回り大きい鉢に用土を5分の1入れたら、株を入れる。
5、 残りの用土を入れて、株を安定させる。
6、 水をたっぷり与える。
※ 植え替えに使う用土の例↓
おまけ:葉はしっかりしているのに花が咲かない原因は。
肥料の中にある窒素を与えすぎたせいで起きているのかも。リン酸とカリの配分が多いものに切り替えて様子を見ましょう。
ゼラニウムの冬越えに注意。
寒さに弱いタイプなので、10月~3月は室内で管理しないと枯れやすい。ただし、10月に入ってすぐ室内に入れるかどうかは地域によって違います。
というのも、霜が出る時期が早いかどうかで区別するからです。早い時期なら10月。まだだったら11月になってから室内で管理しましょう。
夜は室内に入れ、昼間は外に出して日をたっぷりと浴びせます。
ちなみに、外に出すときは地面に直接置かず、レンガや板の上に置いておきます。そうしないと、害虫や病気の原因になる泥はねがくっつくので。
外に出さず室内で管理する場合であっても、日差しはたっぷり与えた方が良いので日中3~4時間は窓際に置いておくこと。
温度は、3~5℃あればギリギリ枯れずにもちます。もし安定して10℃保てる環境なら、冬に花が咲くことも。
水の量は冬の時期であれば全体が乾いたときに水やりをする程度で良いのですが、春から秋までだったら土が乾き始めたタイミングでたっぷり水を与えた方が良いです。
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