ふだんの生活でよく目にする菊は、仏壇にお供えするタイプのものばかりで、どちらかといえば控えめな印象が強くてそれほど興味がなかったんです。
しかし調べていくと、実は種類が多く華やかな種類もたくさんあるんだなぁと知ってからというもの興味津々です。
そんな菊を上手に増やして育てるために、挿し芽の仕方がポイントになってきますね。そこで今回は、挿し芽の時期、用土の作り方、錆倍方法を記事にまとめることにしました。
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菊の挿し芽の時期

4月中旬から5月中旬が目安になります。
地域や環境によって違ってきますが、草丈のサイズによっても少しずつ期間が違ってきます。
例えば、1m未満なら4月中旬、1.8m以上なら5月中旬とサイズが大きいパターンの方が少し遅めといった感じです。
菊の挿し芽 用土の作り方
用土を作りたいなら、挿し芽をする2~3週間前に準備する必要があります。
書籍ごとにおすすめの方法はいくつかあるので、今から紹介する方法がベストかどうかは試してもらわないと分かりませんが、
・ まず、ピートモス:赤玉土:鹿沼土:くん炭:パ-ライト=4:2:1:1:1の比率で混ぜます。
・ その後、苦土石灰25g(混ぜた土10Lあたり)をさらに加えて混ぜればできあがりです。(※土は湿り気を保っておく必要があるので乾かないように注意。)
使用する用土はいくつか混ぜ合わせて作るため、慣れていない初心者さんの場合ちょっぴり大変です。
それと育てる菊の数が少ないなら、↓菊専用の土を買った方が簡単にできて楽だと思います。
菊の挿し芽の仕方
挿し芽をするときに使う挿し穂は、7~8センチに切って植物活性剤&水をあげて事前に準備しておきます。
そして挿し床ですが、黒いポットを使います。ポットの1番下に、ヤシ殻チップを薄く敷きつめて用土をこんもり入れ、上からぐっと押して平らになるようにします。
あとは土に2~3センチの穴をあけたら、挿し穂を差し込んで動かないように固定します。
挿し芽が終わった後
水やりポイント
次の日に水をたっぷり与えたら、土の表面が乾くまで水やりは控えます。あまり土が湿りすぎると根が育ちにくいためなんだとか。日光に当てるときのポイント
日光には徐々に慣らしていく必要があるため、1週間くらいは直射日光を避けておきます。その後、午前中だけ日に当てるようにして日を当てる時間を増やしていきます。スポンサーリンク
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