春蘭(シュンラン)と寒蘭(カンラン)はもともと日本にあるもので
馴染み深い植物として知られており。
さらに寒蘭は、お茶に花をいれて飲む習慣まであります。
最近でこそ安い値段で買えるようになりましたが
過去に超高級品種が1千万円を超えていたものもあるようで。
そんな春蘭・寒蘭の特性と育てるポイントをメモしておきます。
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育ちやすい場所とは?
木漏れ日が当たるような場所で育ちやすいです。
どういうことかというと、春蘭・寒蘭はもともと標高の低い山にある植物なので
木々が葉を茂らせ地面を照らす直射日光のあたりにくい場所を好んでいるのです。
育ちやすくするコツは?

日差しの調節が大事
直射日光が強くなる夏に対策をとる必要があります。
とくに、梅雨前には日差しが強くなり暑くなるため
遮光ネットを2重に張るなどして遮光し直射日光を避けるようにします。
ちなみに遮光率の目安は80%のものを選びます。
水の調節も大事
・ 梅雨に気をつけること
毎日雨が降る状態なので、軒下に移動させるか透明な波板を使い
水の管理に気をつけることが大切です。
ただし、地植え(庭に直接植えている)の場合は
それほど気にする必要がありませんので自然にまかせましょう。
水やりのポイント

鉢植えで育てている場合について書きますが
まず、水を与えるときには鉢の底から勢いよく流れ出るまで
たくさん与えても問題ありません。
ただし、季節によって水やりをする時間帯に注意が必要です。
・ 夏の水やりポイント
日中に水やりをしないこと。
鉢の中の水が温まるため根を痛めてしまうからです。
また、夏に数日間家を留守にするときの注意点で
乾きにくいからという理由で風通しの悪い場所、例えば室内に置かないこと。
必ず風通しの良い日陰に置いてください。
それから、水の入ったトレーに鉢を入れておくと根が傷むのでやめましょ。
出発直前にたくさんの水を与えておけば1週間くらいは大丈夫。
ただし、1週間以上だったら誰かにお願いする必要があります。
・ 冬の水やりポイント
夕方以降に水やりをしないこと。
鉢の中に残った水が夜に凍るかもしれないので。
日に当てるとき、水を与えるときに必要なポイントを書いてみました。
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