お茶って、おいしいですよね。
わたしは、紅茶、緑茶、ウーロン茶
お茶全般が大好きです。
これらのお茶が、実は同じお茶の木の
葉からできていると知ったら驚くでしょうか。
発酵の違いによって香り・味が違ってくるんです。
発酵の違いを詳しく見てみると
●紅茶→お茶の葉を完全に発酵させたもの(完全発酵)
●緑茶→発酵を止めたもの(不発発酵)
●ウーロン茶→紅茶と緑茶の中間くらいに発酵をさせたもの(半分発酵)
つまり、発酵させればさせるほど
お茶の葉は茶色になっていくので
紅茶は茶色なんだなぁということがわかります。
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さて、プチ情報を知ったところで
好きな紅茶を楽しみつつ、女子会が楽しめる
アフタヌーンティーについて知っていきましょう。
アフタヌーンティーの習慣は
イギリスの上流階級から始まりました。
もとをたどれば、日本の茶道をお手本にして
広まったともいわれています。
一見すると、日本とまったく違うように
思われるかもしれません。
しかし共通したところもあり
身近に感じられるところもあるんですよ。
そんな紅茶の国、イギリスでは
1日に7回も(!)ティータイムがあります。
●アーリーモーニングティー→6時ごろ
朝の目覚めにベッドサイドで飲む
●ブレックファーストティー→8時ごろ
朝食と一緒にミルクのたっぷり入った紅茶を飲む
●イレブンジズ→11時ごろ
朝の仕事後、リフレッシュするために飲む
●ミッドデイティー→15時ごろ
気分転換のために飲む
●アフタヌーンティー→16時ごろ
休日や特別な日におこなう、お茶会
●ハイティー→18時ごろ
軽い夕食とともに、紅茶を飲む
●アフターディナーティー→21時ごろ
夕食のあとに、紅茶を飲む
紅茶の中にカフェインが入っているのに
こんなにたくさん飲んで大丈夫なんでしょうか。
カフェインをとりすぎると夜眠れなくなるんじゃ…?と
こっそり思いましたが余談ですね。
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さて、アフタヌーンティーはお茶会というだけあって
マナーがあるので知っておくと便利です。
まず知っておきたいのが
ホットウォーターについて。
ポットの中にお湯だけ入っているものがあります。
何に使うのかと言うと
紅茶の濃さを調節するために使います。
ポットにずっと茶葉がはいっている状態だと
渋くなってしまいます。
なので、お湯を使って好みの濃さに調節できるよう
用意されています。
カップにお湯を入れて濃さを調節するのが
マナーになります。
ポットには入れないようにしてください。
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続いては3段スタンドは食べる順番について。
3段スタンドを見たときに
好きなものから食べたくなりますが
順番がありますので、注意を。
順番は、コース料理をイメージすると
分かりやすいかもしれません。
しょっぱい、塩気の多いものを食べてから
甘いものを食べます。
なので
サンドイッチ→焼き菓子(スコーン)→甘いお菓子(プチケーキ)
の順番になります。
下の段から順番に食べるよう、説明される方もいます。
しかし、お店によって見た目の美しさを
重視した並べ方になっている場合があります。
順番が、バラバラになっていることがあるのです。
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また、たくさんのお友達と楽しむ場合
スタンドに直接手を伸ばさず、プレートをはずして
自分の分を、とりわけてからいただきます。
左から順番に、左手ではさんでとりましょう。
なぜかというと
ティーカップをもつ手は、右手だからです。
同じ手で食べものをもつと
油などでべたべたしてしまいます。
カップがすべりやすくなり
こぼしてしまう可能性も考えられます。
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マナーは周りを不快にさせない心遣いです。
知ってるか、知らないかだけの違い。
知っている方が、得ですね。
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アフタヌーンティーのマナーは、歴史を知るところから始める
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