そもそもゲリラ豪雨は集中豪雨と同じもの。
ゲリラ豪雨のゲリラとは、奇襲攻撃作戦のことで
小さい規模の戦いを意味するスペイン語です。
ベトナム戦争のときによく使われていました。
日本では1970年代に入ってから
限られた地域で降る大雨のことをゲリラ豪雨と呼んでいます。
1980年代はあまり使われなくなったのですが
ここにきて、またメディアに使われるようになりました。
なぜなら、2008年の夏に豪雨がたくさん起きたからです。
奇襲的ともいえるほど狭く限られた地域に短い時間で
記録的な大雨が降りました。
その結果、川が増水して人が流される事故が
たくさん起こってしまいました。
年によって違ってきますが1時間に80mmを超える大雨が増えてきています。
今後も注意が必要になることでしょう。
それにしても、ゲリラという言葉は
正式な気象用語ではありませんし、軍事的な意味もあるので
最近ではあえて使わないようにしているみたいですね。
ちなみに、ゲリラ豪雨が起こりやすくなるのは積乱雲が原因のようです。
積乱雲は、たくさんの雨が降るために必要な水分の多い雲です。
暖かく湿った空気が周りにたくさんあると
発達してモクモクと大きな積乱雲になります。
モクモクとした大きな雲がたくさん集まり
同じ場所にとどまることで激しい大雨を降らせます。
もう少し突き詰めて考えてみると積乱雲をつくるための暖かく湿った空気は
ニュースで見る温暖化が原因なのでしょうね。
つまり、ゲリラ豪雨は温暖化が原因で増えているのかもしれません。
温暖化が天気に与える影響は結構多そうなのだと気づき始めています。
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ゲリラ豪雨のゲリラって、どういう意味?
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