ビタミンKとカリウム(K)って両方Kがついているので、違いが分からなくなるときがあるんですよねぇ。
なので、両方並べて見比べてみることにしましたよ。
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ビタミンKとは
分類
・ 脂溶性ビタミン(別名:フェロキノン、メナキノン)漢字の通り、油に溶けやすいビタミンのこと。たくさん取り込むと体に良くない(貧血などが起こる)ので注意。
働き
・ 止血に役立つ。→ 鼻血が出たときに止めたり、あざができても治りやすくなる。・ 骨を強くする。
・ 血管が硬くならないようにする。
目安量
12才以上:およそ150μg/日食べ物の例
150μgをとるなら、納豆25g(およそ大さじ2杯)。ほうれん草1株(およそ50g)。
ビタミンKをとるなら納豆だと少ない量で足りますね。和食中心の生活をしていると自然にとれるよう。
納豆のレシピは、クックパッドから。
ほうれん草のレシピは、クックパッドから。
補給した方が良い人
・ 内出血しやすい→ 例えば、あざができやすい人・ 抗生物質を飲んでいる→ ビタミンKを作ってくれる腸内の菌を抗生剤が殺してしまうので、食べ物から補うと良いでしょう。
・ 授乳中→ 赤ちゃんへ十分なビタミンKが不足すると頭蓋内出血の原因になるので注意。ただし、病院から赤ちゃんへビタミンKが補給できる薬がでており、あまり神経質にある必要はないかも。
カリウム(K)とは
分類
・ ミネラル人の体の中で作れないので食べ物から補う必要があるもの。
働き
・ 神経や筋肉の機能を正常に保つ。→ 体を動かすときに必要なのはもちろんのこと、健康でいるためになくてはならないもの。・ 細胞内外のミネラルバランスを維持する。→ 例えば、心臓が正常に働く(脈が乱れたりしないとか)ことや腸が正常に働く(吐き気・下痢がないとか)ことにも。血圧が正常に働く(高血圧、低血圧にならない)とか。
目安量
男性(大人):2500㎎/日、女性(大人):2000㎎/日
食べ物の例
2000㎎とるなら、乾いたあずき130g。バナナ約4本。
あずきのレシピは、クックパッドから。
バナナのレシピは、クックパッドから。
補給した方が良い人
長期の下痢、利尿剤を飲んでいる、授乳中
参考文献 : 「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」
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